引っ越しをしてすぐに地震や風水害が起こり、避難勧告が出たら…慣れない土地で避難場所まで安全に行動しなければなりません。
大阪市城東区で一戸建ての購入を検討している方に、城東区の避難場所について紹介します。
城東区の避難場所について
災害の種類により、避難先が異なることを知っていますか?
城東区の避難場所は、「災害時避難所」「一時避難場所」「広域避難場所」に分かれます。
災害避難所は、浸水や倒壊によって自宅での生活が困難になった市民が避難生活を送れる施設です。
区内の小・中・高等学校が指定されているので、近くの学校に避難できます。
一時避難場所は、地震などが起きたときに一時的に避難できる場所です。
区内の公園や学校の運動場、広場などが指定されています。
広域避難場所は、同時に多発の火災が発生し人命に著しい被害を及ぼすと予測される場合の避難に適する場所(大きな公園など)を指します。
これまで、城東区の広域避難場所は鶴見区の鶴見緑地か中央区の大阪城公園など区外にありましたが、2016年から城東区内にある蒲生公園の一帯が広域避難場所に指定されました。
蒲生公園は、京阪電鉄「野江」駅より徒歩6分の場所にあります。
各避難場所については、城東区役所のホームページにある「城東区防災マップ」を参考にしてください。
城東区で災害が起きた時の避難行動などの流れ
●地震…一時避難場所へ避難、または自宅内で安全確保
●大規模な火事…広域避難場所へ避難する
●津波…浸水想定区域外の広域避難場所、一時避難場所へ避難する
津波避難ビル・水害時避難ビルへ避難する
マンションの3階以上など自宅内で安全確保する
●洪水…津波避難ビル・水害時避難ビルへ避難する
浸水が及ばない自宅内の高い場所で安全確保する
城東区に住んだら災害から身を守るためにやっておくべきこと
●災害に備えた準備を
・水害ハザードマップなどで、自分の住む場所がどの程度で浸水のおそれがあるか把握する
・備蓄品や非常持ち出し品を準備しておく
・周りより低い場所や危険な場所を把握する
・避難場所や避難ルートを確かめる
・家の周囲の側溝や排水溝などを点検し、ごみなどが溜まっていたら掃除をする
・浸水のおそれがある地域や低い土地に住んでいた場合は、土のうなどを準備する
●台風や豪雨のときは
・テレビやラジオなどの公共機関から発表される情報に注意する
・台風の接近などで風が強いときや豪雨のときは外出しない
まとめ
城東区内に広域避難場所の蒲生公園が指定されたことで、大規模災害時に安全確保ができる場所が増えて安心ですね。
大阪市の避難情報は、災害が発生するおそれがあるときに、テレビやラジオのほかに防災スピーカー、緊急速報メール、ホームページ、大阪防災ネット、市所有車輌による広報などで得られます。
もしものときは、安全に避難できるよう日頃から準備をしておきましょう。
大阪市城東区で一戸建ての購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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